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ボイトレで音区を知る方法 その1
ボイトレというものは、声を出すための様々なトレーニングです。
腹式呼吸や、声の出し方、または体に共鳴させる方法、いろいろなことが含まれているトレーニングです。
シンガーだけではなく、声を出す職業の人、役者やアナウンサー、司会者なども、ボイトレをしています。
さて、ここではボイトレの中でも、声の音域とその共鳴する部分で分けられる、音区についてお話します。
発声する際、体のある部分に共鳴させることで、より大きな厚みのある声となって出ます。
共鳴とは体に響かせることです。
声帯で作られた音は弱くて小さくても、共鳴よって外に大きく声が出せるようになります。
それらの声は共鳴する部分で区分されています。
その区分は声区と呼ばれます。
まずは「胸声」です。
きょうせいと読みます。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に言えば胸に響かせた声ということです。
この場合、2枚の声帯が厚く合わさった状態で、声帯は長くなっています。
胸声は高い空気圧を利用しますから、太くて迫力のある声となって届きます。
振動自体も声帯が全てを使って大きく動くので、これによって大きな声が出すことが出来ます。
そして声帯の表面は粘膜がうねった状態になり、聞く方からすると、豊かな声に聞こえます。
ボイトレの方法としては、胸から音が出ているイメージを持って練習すると良いでしょう。
ですが綿密には喉の下のほうに共鳴しているのですが、胸全体が振動しているイメージなのです。
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