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ボイトレの基本 続き
息を吸う、吐くだけのボイトレ方法の続きです。
秒数を数えて、順に長くしていく方法をご紹介しましたが、次は秒数は関係ありませんので、ご自分のペースで出来ます。
そのボイトレの方法ですが、息を吸えるだけ吸って、その後、体の中の息を全部吐き切るのです。
これはもちろん腹式呼吸で行いますから、続けることによって肺活量が強化されます。
劇団などでも行われている基礎レッスンですから効果はばっちりです。
まず、両足を肩幅くらい開けて立ちます。
「はーっ!」と、一気にお腹の下のほうに空気を詰め込むイメージで、吸えるだけの空気をめいいっぱい吸います。
腰の周りに浮き輪があるイメージです。
その浮き輪に空気が入る感じです。
おなかだけではなく腰の周りにも空気が入るイメージです。
練習を重ねるとわかりますが、腰骨の後ろに手を当ててみると、そこもおなかと同じように膨らむようになります。
一気に吸い込むことが重要ですから息を吸うのに時間をかけてはいけません。
そして、その後は少しずつ息を吐いていきます。
口は「すー」とか「つー」の形にします。
声は漏れる程度で、声としては出さずに息だけ吐くイメージです。
長く細く吐ける限り、息を吐き続け、最後まで出し切ります。
時間が長ければ長いほど良いでしょう。
このボイトレの方法は簡単ですが、1回で疲れますから、少し休憩して、次をやります。
いつでもどこでも出来るレッスンですから、日々の空いた時間に数回続けてやりましょう。
あまりやりすぎると酸欠になることがあります。
休憩しながらやりましょう。
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